アグリジェントの考古学遺跡地区 Area archeologica di Agrigento

シチリア - 世界遺産・街歩き情報

アグリジェント考古学遺跡地区

南イタリア、シチリア州、アグリジェント県。アグリジェントの考古学遺跡地区
=Area archeologica di Agrigentoは1997年世界遺産に登録された。

イタリアシチリア島、アグリジェント、神殿の谷、コンコルディア神殿保存状態のよいドーリア式神殿。南イタリア世界遺産。

アグリジェントはシチリア州首都パレルモから125km。カターニアから90km。シラクーサからは215km。メッシーナから260kmの距離にある。人口約56000人。
アグリジェントはシチリアにギリシャ植民都市として建設された。シラクーサと同じ時期に繁栄し多くの神殿が建てられた。今でも「神殿の谷」と呼ばれる考古学遺跡には２０以上の神殿が残っている。
シチリアにはシラクーサやアグリジェント等ギリシャ時代の植民都市が多く残る。アグリジェントの「神殿の谷」遺跡地区にあるコンコルディア神殿は、紀元前5世紀半ばに建立され、現存する遺跡のうち、最も保存状態のよいひとつだと言われている。

イタリアシチリア島、アグリジェント、神殿の谷にはヘラクレス神殿など20近くの神殿遺跡群が残っている。

アグリジェントので最も古いと言われているのがヘラクレス神殿。現在も８本のドリス式柱が神殿遺跡に立っている。

周辺の見どころ

州立考古学博物館：
見学時間　０８：００～１２：３０
(水)（金）は０８：００～１２：３０と午後１５：００～１８：３０変わることがあるので要確認
コンコルディア神殿：紀元前5世紀半ば建立
ユーノー神殿：紀元前5世紀半ばコンコルディア神殿より少し前に建立
ヘラクレス神殿：紀元前6世紀末、アグリジェントで最も古いと言われる。
タオルミーナ。グランブルーで有名になった高級リゾート
シラクーサ
パレルモ
カターニア

アグリジェントの世界遺産と観光

シチリアのギリシャ遺跡にはギリシャよりも完全な形のドーリア式神殿が残っている。例えばアグリジェントのコンコルディア神殿やセジェスタの神殿など必見の価値がある。
シチリア島には見どころが多いのでパレルモ、アグリジェント、シラクーサ、タオルミーナ等に滞在しながら駆け足ではなく、ゆったりと旅行するのがお勧め。
アグリジェントもせめて１泊はして、夜になってライトアップされた神殿を眺めたい。時間がない場合は、パレルモからか、移動の際に立ち寄り観光にするのもよい。