ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの遺跡地域=Pompei Ercolano
ポンペイ遺跡考古学地域=Aree archeologiche di Pompei
ポンペイ、エルコラーノ、トッレアヌンツィアータを含む考古学地域=
Aree archeologiche di Pompei, Ercolano e Torre Annunziata は1998年世界遺産に登録された。
南イタリアカンパーニャ州、ナポリ県。ポンペイ世界遺産はナポリから南東へ29km、エルコラーノは同じく11km。
ポンペイの起源はローマと同じに古く、紀元前8世紀にイタリア先住オスク族が建設しギリシャ植民都市クーマの支配、紀元前525年からエトルスキに、その後サムニウム
が支配したが、紀元前312年にローマに敗北して同盟を結び、紀元前89年にローマへの反乱が征服後完全ローマの植民地となった。

世界遺産ポンペイ遺跡大劇場、ほかに小劇場がある。

ポンペイ。ファウヌスの家。フォツトゥーナ通りに面した最も美しい邸宅のひとつ。

ポンペイ。アポロの神殿。右の柱廊にアポロのブロンズ像が
ローマ同盟以後は町の拡張は規制されるようになり、町にはセリーノにあったアウグストス帝の水道をポンペイまで引き込み、浴場、給水施設、下水溝工事が行われ歩道と車道が区分けされた。西暦79年8月24日。ポンペイとエルコラーノはヴェスーヴィオ火山の大噴火により6~7㍍もの火山灰、火山礫で埋もれ町は壊滅し、住人の殆どが死んでしまった。

ポンペイ。カリゴラの門とメルクリオ通り。南イタリア世界遺産。

ポンペイ。南イタリア世界遺産、ヴェスーヴィオ火山の噴火で埋もれた町。
エルコラーノ遺跡考古学地域=Aree archeologiche di Ercolano
ポンペイが商業で栄えた町なら、エルコラーノは裕福なローマ人の別荘地であった。エルコラーノは火山泥と溶岩流で、深いところでは25㍍も地下に覆い隠されたため住居跡も数多くの品々もっ密閉状態でゆっくりと石化し形がそのままに残っている。

世界遺産エルコラーノは裕福なローマ人の別荘地であった。
1709年エルブフフ公が井戸を掘らせていたところ、古代エルコラーノの劇場の一部を掘り当てた。

世界遺産•エルコラーノ遺跡。後に見えるのがヴェスーヴィオ山。
1738年にはブルボン王家のシャルル王が発掘を命じ、正式に発掘が始まり、このとき発掘されたヴィラデイパピーリから出土したブロンズ像、大理石の彫刻はナポリの国立考古学博物館に収蔵されている。

ポンペイが商業で栄えた町なら、エルコラーノは裕福なローマ人の別荘地であった。エルコラーノは火山泥と溶岩流で、深いところでは25㍍も地下に覆い隠されたため、住居も数多くの品々も密閉状態でゆっくりと石化し形がそのままに残っている。
1927年の発掘作業では遺跡の北でフォロ、劇場、東でパレストラ(体育施設)南側で浴場が発見された。ポンペイが商業で栄えた町なら、エルコラーノは裕福なローマ人の別荘地であった。エルコラーノは火山泥と溶岩流で、深いところでは25㍍も地下に覆い隠されたため住居も数多くの品々も密閉状態でゆっくりと石化し形がそのままに残っている。
周辺の見どころ
- ナポリ
- アマルフィ海岸
- カプリ島
- カゼルタ
- パエストゥム考古学博物館
- パエストゥム神殿遺跡
- モッツァレッラ水牛のチーズ工場
特産品・食事
- 南イタリアは赤白ワインの名産地
- パスタ、カルボナーラ、アラマトリチャーナ
- サルティンボッカ
- 子羊のアバッキオ、ウサギ、イノシシ料理もおいしい。
- オリーヴオイル
- リモンチェッロ
- カルチョーフィ(朝鮮アザミ)/li>
見学時間
- 4月~9月 平日 08:30~19:00
- 日曜日 09:00~13:00
- 10月~3月 平日 08:30~14:00
- 日曜日 08:30~13:00
日本からのアクセス
ローマ乗り継ぎでナポリまでその日のうちに到着してホテルチェックインできる。
個人旅行
アナポリをゲートウェイにしてポンペイ遺跡を見て回り、カプリ島へ船でわたり、アマルフィ海岸へ足を伸ばしたあと、プーリア州のアルベロベッロ滞在と、アマルフィ海岸などの滞在と組み合わせる。
カステル・デル・モンテ周辺はあまりホテルがない.バーリに泊まるかアルベロベッロ等の町へ泊まってへカステル・デル・モンテ観光がよいだろう。
日本発のその日のうちにアルベロベッロのホテルにチェックインできる。

世界遺産アマルフィ海岸。アマルフィの街の中心にあるドゥオーモ

イタリアカプリ島を一周する観光船に乗ってみよう。カプリ島の回りには青の洞窟、エメラルドの洞窟、白の洞窟、ファラリオーニ岩島群の真ん中のトンネルを通り抜けたりしてくれます。カプリ島

南イタリア、世界遺産アルベロベッロは日本からその日のうちにアルベロベッロに行けます。
カステル・デル・モンテの近くにある、おとぎの国のようなアルベロベッロが人気で日本からの旅行者も多い。プーリア州にはオストゥーニやレッチェなど観光資源が多く海も空も空気も澄み切り夏はヨーロッパ中からのバカンス客で溢れかえる。